昔からたまに、「弟子入りさせて下さい」系のメールを貰ったりします。生徒会以降特に増えた気もしますが。
ここで一応まとめて断っておきたいのですが。私が教えられることなんて何も無いので、本当に誰かに弟子入りしたい方は、もっとオープンな(弟子とってるよーという作家さん)に連絡した方がいいと思います。私は無理です。
なにが無理って、小説に限らず、そもそも「人に何かを教える」っていうのが、向かないタイプなんで。
多分、基本的なこと(物語の構成、文章の上達)は、そういう系の専門学校行くのがいいと思います。勿論結局最後は本人の問題になるのだと思いますが(学んだから将来が約束される、というタイプではない)。
あと、私に頼む人の場合は「ギャグの書き方」みたいなのを教えてくれという人がいるのですが。か、書き方と言われても……。こと「ギャグ」に関しては、人に教えるのって難しいんじゃないでしょうか。あー、それこそ、大楽さんみたいにNSCとか入るのがいい……のかな? なんていうか、少なくとも小説技術だけのことでは、無いと思います。
まあ何が言いたいかといいうと、私は、普段なーんにも考えてませんよという話。
結局はトライ&エラーが手っ取り早いと思います。書いてはダメ出しされ、書いてはダメ出しされ。
そのダメ出ししてくれる人、という点で、作家さんだったり、学校だったりというのは、アリだと思いますけど。単純に一から十まで教えて貰えるというのは、学校でも、無いと思います。誰も小説の正解なんて知らないんですしね。編集さんも、有名な作家さんでも然り。
生徒会なんて、学校で提出してたら、「お前は一体何を学んでたんだ」と言われそうですし(笑)。
しかし、そういう意味じゃ、ライター系の学校の講師さんも大変だなと思います。私の知り合いの作家さんにも、何人かそういう方がおられますが。いつも話を聞くと、色々悩んでらっしゃいます。
うーん、つくづく変な職業だなぁ、ライトノベル作家。
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