なんか中国語っぽくなりましたが。
日常生活していると、誰しもそれぞれ色んな個人的法則を見つけ出すと思うのですが。
そんな中で私が最近ふと気付いたのは、
「10割考え方違う人より、9割同じ意見の人の方が、ケンカになりがち」
みたいなことでして。まあ極論なんですけど。そして、会長じゃないですが「うわ、すっごいなんかの本に書いてありそう!」っていう法則なんですが。
いやなんでこんなこと思ったかと言うと、別に誰かとケンカしたわけじゃなくてですね。
私は映画批評とか見たり聞いたりするの好きなんですが、それで常日頃から自分が凄く共感する率の高い批評家の人が、自分は好きだった映画をボロクソだったりすると、なんかこう「納得いかない率」が他の批判見るより全然高いことに気付きまして。
このケースだと相手は面識も何も無い人なのでケンカとかにはなりようがありませんが、まあリアル知り合いで起こった場合は、白熱した意見衝突起こりそうだなーと、しみじみ考えてしまったり。
最初から全く違う考え方の人相手だと、「あー、そういう人もいるかぁ」と全然思えるんですが、なまじ九割センス同じだと、残り一割の相違に関して「相手にも分かってほしい」という欲求が強くなるんでしょうね。
まあ今更言葉にするまでもなく、こういう仕事やっているとよく実感することでもあるんですが。
ちなみに、こういう自分なりの「法則」的なことを、シャワー中とかにとりとめもなく考えているのは割と好きです。なんていうか、「どっかの本に書いてありそうだなぁ、これ!」みたいなことっていうか。
これをまとめて、「葵的法則」というエッセイでも出せないでしょうか。出せないでしょうね。っていうか一冊書く程はネタ絶対ないですよね。なにより誰得。
ちなみに、上記の「10割意見~」と方向性似た葵的法則としては。
「ネットや人から薦められた神ゲーより、自分で見付けた良ゲー」
それを裏返して、「10割~」要素も加えたものとして、
「趣味が同じ友人に自信を持って薦めた作品は、思っていたほどは相手に響かない」
というのもあり。
後者はちょっと分かり辛いので例を記すと、
友「おー、葵! この前借りたあのDVD、すっげー良かったよ!」
葵「でしょうでしょう! あれめっちゃ面白いよね!」
友「おう、すげー面白かった!」
葵「あ、だったらこっちの作品もいけると思うよ!」
友「へー、じゃあちょっと見てみるわ!」
数日後
葵「それで、どうだった? あれもすっごい面白かったろ!」
友「うーん、まあ、そこそこ、かな?」
葵「(あ、あれー?) 」
みたいな。これ、個人的にすっごい「あるある」ネタなんだけど……どうですか? え、ない? こういうの。私のチョイスセンスというか、そういうのが悪いだけ?
まあ単純に「人に薦める」という行為が難しいっていうのがあるのかもしれませんね。ハードルの上がり方とか、構えないで見る姿勢とかで。
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