どんなジャンルにせよ、基本は、「敷居が低くて奥が深い」、というのが最高だとは思ってます。
主にゲームをイメージして語ってますが。なんにでも置き換えられることではあるので。
オンラインに接続してやるゲームは、やっぱり面白いです。面白いのですが、やっぱりどこかで「壁」を感じることも多くなってきました。
そもそも私がPCでネトゲをやったりしないのは、「廃人になりそうだから」みたいな理由は表向きで、実際のところは臆病だからだったりします。
なんというか、見知らぬ他人に迷惑をかけてしまうのが、結構怖い。知り合いの足を引っ張るのは、まあいいんですが(笑)。
んで。
Xbox360でオンラインプレイが出来ているのは、単に喋りながらやれるのと、一応「○○繋がり」みたいな共通項ある人とやるからなんですけど。
それでもやっぱり、時折、やってて「既に慣れてる自分は面白いけど、今のこの状況って、初心者さんには厳しいよなぁ」と思う場面があったりもします。
たとえば……作家さん同士じゃあまりやらないですが、リアル系FPSの対戦とかね。これはもう、ホント仕方ない宿命なんですが、長時間プレイしている人と初心者さんの差が、異常なほど開きます。腕の差以外にも、戦略的なところで、情報格差が凄いです。
発売から数ヶ月経った後のFPSなんかは、気軽に入るには絶望的だったりします。
これがチームプレイ系のものだと、その敷居の高さたるや、いよいよ本物です。
基本的に私は、勝ち負けにあまり拘らない性分です。いや、そりゃ勝ったら楽しさ倍増ですが、負けても、基本的に「ゲームしてる」ことが楽しいので、それはそれでアリでして。
ただ、やっぱり「勝負は勝ってこそ」っていう人も世の中には沢山いるわけで。それは、どっちがいいという話でも無いです。ある意味後者の方が、真面目にゲームしてるとも言えますからね。
そういう人とゲームする場合、やっぱり初心者さんは尻込みしちゃうわけで。
アーケードゲームとかあまり私がやれないのも、その辺が理由だったりします。既に上手い人達の中に割り入るのが、なんか凄く気まずい。並んでるゲームとかだと、特にですね。勿論、本当はそんなの気にしなくていいんでしょうけど。
ただこの辺凄く難しくて。
こんなこと言っておきながらなんですが、「敷居の高いゲームほど、のめりこむと末永く面白い」というのも、凄く分かるのです。
これは、多分小説にも置き換えられて。
いつも私は、この「敷居」の部分で結構迷います。
低いけど奥深いのがベストなのは理解しているんだけど、時折、初っぱなからフルスロットルで敷居高いのも、それはそれでありなんじゃないかなぁとか思ったり。
そのうち、そんな話も一度ぐらい書いてみたいものです。
web拍手を送る