春からうちの弟さんも新社会人というわけで、なんだかんだ忙しい日々を送っているみたいなのですが。
一応私も会社員だったことが一年ぐらいだけとはいえあったので、その経験で色々思い出すのですが、そうした際にやっぱり思うことが、
「……ゲームしたりアニメ見たり漫画読む時間って、普通の大人、無くね?」
ということでして。
いや、実際のところは私も睡眠時間を削るカタチでそれらに触れていたのですが、まあ、絶対的な量は少ないですよね。その頃はネット動画とかもなかったし、ネットを見ている時間がそもそも少なかったので、その分が他にあたってたかもしれませんが(あ、でも趣味で執筆始めてもいたか……)。
で、弟の様子を聞いていて、「あー、大変だなぁみんな」としみじみ思ったというか。
いや、一応補足しておくとうちの弟はそこまで「オタク趣味」みたいなこともなく、とはいえ兄がこれなので一般の人よりは全然ゲームもアニメも触れるかなー、ぐらいなのですが。
そのレベルのことだって、多分、社会人になったら継続は難しいわけで。
となると、世の中の私より全然アニメとか詳しい人って、どういうことなのと思います。こう言うと「ニートだよ」みたいな返しきそうですが、いや、普通に働いてながら両立している人も多いですって。そういう人は変な話ですが、すごい尊敬出来るというか。
若干話それますが、ごくたまーにいる、「仕事バリバリしていてイケメンでスポーツマンでめっちゃ爽やかなのに、俺達のオタク話にもついてきてくれる!」っていう完璧超人みたいな男性は、なんなんでしょう。そういう「上位種族」みたいなのはホント勘弁して下さい。もうなんか泣きたくなりますチクショウ。
話を戻して。
そういうこと考えていくと、「私は時間あるのに効率的に生きてないんだろうなぁ」と凹みます。例えば動画見てダラダラ過ごしてしまうこととかってあると思いますが、見るなら見るで新しい、物語のついた何かとか見ればいいものを、「あー懐かしいなぁこれ」とか「好きなんだよなぁこれ」みたいな「同じのを何度も見る」みたいなことにえらい時間費やしてしまうと、「なにしてんだ感」が大分強いです。
恐らくはそういうのを無くすと、もうちょっと色んなことに造詣が深くなるのかなぁと思いますが。
ただ、そこでふと思ったのは。
小説書くとか、創作活動する上では、こういう「好きなものに触れてだーらだらしている」っていう時間は、実はそう無駄でも無い気がするということで。「新しくて面白い何か」に創作心が刺激されることは当然あるのですが、「だらだらしている中でぼんやりと妄想して、それが創作に繋がる」ってことも、振り返ってみると意外とあるなぁと思ってみたり。
ウェブ小説時代の作品(ゲーム世界行くあれ)なんて、まんま、暗い高校時代に寝る前同じような曲目のMDを何年も聞き続けながら妄想していたもんだもんなぁ、とか。
そういう意味じゃ、作家がダラダラしているのも、実は仕事のうちなんだよ!
という結論で、ここは一つ、お願いしたい。何にかは分からないですが、お願いしたいところです。
……言わないで。分かってるから! 皆さんの言いたいこと、分かってるから! うわぁーん!
* 締切り迫り中なのに昔のゲームOPとかまとめた動画見てたら一日終わってたとある人の日記でした
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