漫画版とかの話。
……なんか最近作品の話ばかりで申し訳無いのですが。思いつくネタがあんまり無くて。
さて。
生徒会は勿論、マテゴもそうなんですが、送られてきた漫画のネーム見て「あれ、意外と面白いなこのエピソード」と思うことが多々あります。
意外とっていうのは、「文章媒体だとそこまで映えない回」みたいなのに対しての「意外」です。
なんと説明したらいいか分からないですが、個人的に生徒会は大きく「会話劇回」と「動き回」があり(本編は基本会話、動きは外伝に多し)。
単純に文章としての面白さなら、「会話劇」の方が密度あるっていうか、ギャグ多めで成り立っており。どちらかというとそっちの回の方が個人的に「ああ、今回いいなぁ」みたいに思うのですが(説明のための自画自賛がもう大分辛くなってきました……)。
不思議なことに……というか、当然っちゃ当然なんですが、漫画を始めとした他媒体になると、「動き回」の面白さ伸び率が高いんですよね。ビジュアル的面白さが、説明じゃなくそのまま出るからでしょうか。
そんなわけで、漫画のネームチェックしている時にいつも、各漫画家さんに対して、
「ありがたや~、ありがたや~」
と心から感謝する次第です。もう本気で有り難い。原作より面白くして頂けるって、ちょっと、言葉にはし尽くせないありがたさです。なんでしょうね、これ。
自分の頭にある段階では凄く面白い話なのに、いざ文章にすると「あれ? そこまでだな……」ということがあって、それは単純にエピソードとして面白くないのかと結論づけて反省するのですが、こうして他媒体で面白かったりすると、自分の文章力の無さを痛感すると共に、「そもそも文章向きのネタじゃないのか」と気付いたり。
以前ラジオドラマ(ショートコント?)を書いた時にも思いましたが、各媒体にあったネタって、見極め難しいですねという話。
まあとはいえ私は書くしか出来ないんで、出来るだけそれを文章に出来るよう精進したいですが。
それにしても、原作が更に面白くなって返ってくる時の嬉しさはハンパ無い。なんだろこれ。
凄くやる気出ます。私も頑張ろっと。
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