ネットを見るとガリガリ時間削られるっていうのは普通のことなんですが。
私の場合一つの検索ネタで延々時間とられてたりするのが、反省どころです。特にこういうのって、小説書いている時に調べ物しだす時が、一番危険。
生徒会は特になんらかの作品の名前だったり、キャラ名だったり、実在の人物名だったり出てくること多いのですが。それらを用いる際には、以下のような流れを辿ります。
・「あれ、このキャラ名ってこれでいいんだよな? 漢字違わないよな?」
・「一応調べておこうっと。ふむふむ……うん、大丈夫そうだな」
・「あれ、この作品のこっちのキャラって、こんな背景あったっけか……」
・「へぇー、そもそもこの作品自体が、あの作品からのインスパイアなのかぁ」
・「え、ちょっと待って、じゃあこっちの作品って……へー」
で、気付いたら一時間、みたいな。
ある意味において、生徒会ほどたった一行にやたら時間かける作品はない気がします。
いやトータルで見たら作品に時間かけている部類じゃないと思うんですが……たった一行に長時間止まる機会が多すぎるというか。
まあ仕事目的でなくても、ネットでの検索始めると、なんかやたら追究してしまうんですよね。なまじ時間が自由な仕事なのが余計いけないのかも。
攻略関連しかり、捜し物しかり、家電やゲームなんかのレビューあさりしかり。
こういうのは、無駄知識が増えるという部分で必ずしもデメリットだけではないんですが、それにしたってやっぱり無駄が大きいので直したい部分です。
あと、そういうことにのめりこんでいる際、他のことがホントどうでもよくなってる。
集中していると言えば聞えはいいんですが……悪い意味でも集中しすぎてしまうというか。例えばそのタイミングで誰かから電話かかってきても殆ど上の空ですし、お腹が減ってても無視ですし。
で、満足し終った五分後ぐらいには、「な、なにしてたんだ私は……」という後悔に襲われる。
なんで後悔するかというと、やっぱりかけた時間に対して得られたものが少ないせいだと思うんですよね。一つを突き詰める行為って、だんだん細くなっていく行為と言いますか……。
なんて表現したらいいんでしょうね。
知識が0の時点では何を読んでも真新しい情報で、どんどん吸収出来るんですが。
調べ物を続けると、次第に前のサイトなんかで知っていた情報と被る部分が多くなり、そうなるとなまじ最初に沢山仕入れられた経験がある分、ちょっとの新情報じゃ満足出来ず、「もっと情報を……」と求め、しかしそこまで来たらそんなに沢山余談があるわけもなく、結果、最後の方はホンの少量の情報を求めるのに大量の時間を費やすようになっている、という状況です。
私らしくゲームに例えたら、レースゲームのタイムアタック突き詰める行為に近いでしょうかね。最初はコースに慣れるだけで簡単にタイムが十秒単位で縮まったりするのに、更に突き詰めようとすると、数秒しか縮まらなくなり、最終的にはコンマ数秒の世界になる。そのレベルになってくると、コンマ一秒縮めるのに血の滲む努力が必要となる、みたいな。
まあレースゲームのコンマ一秒にはそれだけの価値があるかもですが、調べ物においてその知識は無駄になるケースが多いです。専門家になろうという場合は話が別ですが。
そんなわけで、最近は「切り上げられる」力が欲しいと思う今日この頃です。
……でも楽しい部分も結構多いんだよなぁ、情報収集の寄り道。
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