作業感の強いゲームが、好きで、嫌いで、好きです。
いや、黙々と同じ行動を繰り返して地道にキャラを成長させたりするのは、たまらなく好きなんですよ。
だけど、後でそれに費やした時間にハッとする瞬間が、物凄く嫌でして。
でもまたゲームに手を出す時は、そういうものに手を出しちゃうっていう。……なんでしょうね、これ。
私の場合は、動画やらテレビやらラジオやらを楽しみながらの、「ながらゲーム」が趣味なので、そういう意味では単調な作業のゲームが合っており(物語あるものとかは、それ自体に集中せにゃなんで)。
結果、ながら作業しながら黙々レベル上げとかするのが私の気分転換なのですが、これ、まあ得るものはないんですよね。
いや別に得る物が欲しくてゲームやるわけじゃないんですが、それこそ物語があるゲームは、たとえそれが物凄く荒い、駄目な話だとしても、「何が駄目だったんだろう」「自分ならどうしただろう」とか、他人の評価と照らし合わせてふむふむと考えたり、知人に「こんなゲームやったよー」話が出来るのです。
対して、私が好む「黙々ゲー」は、得てして、話題にする部分が無い。
特に最近だと割と無名なアプリとかを黙々やっちゃうので、余計に話題にしづらいっていう。
こういうのって、すぐ飽きは来るんですが、でもなんかやっちゃうんですよね……。
あ、でもこの「黙々ゲー」にも私なりの拘りはいくつかあって、それは、
・ソーシャル要素がほぼ無いこと(薄かったり、時間経過回復のみぐらいなら、まだよし)
・終わりがある程度設定されていること(ソーシャル系はこれがほぼ無いのもあって敬遠)
・集中「しすぎなくて」いいこと(あんまり難しいゲームだと、ながらや移動時間プレイが無理)
という感じで。
だけど、これらの条件を見事に満たしちゃうと、今度は、逆に発展性が無いっていう。大体、物語とかが無くて、他人も関わらないゲームなんで。
んー、妙なジレンマです。
で、最近こういう趣味になっているせいか、逆に今度は「物語のある」ゲームやった際、イベントシーンに妙なだるさを感じつつあります。「早くゲームさせて」と思っちゃうっていう。
本末転倒というか、いや、原点回帰というか。
難しいもんです、ゲーム。
皆さんはどういうゲームが好みなんでしょうかね。
でも実際アプリやDLCが全盛になってくると、こういう、話のない「ゲーム」剥き身のものが多くなってくる気がします。
いいことなのか、そうでもないのかは、若干判断つきかねますが。
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