ここ最近は、「ラストオブアス」というゲームをやっております。面白い。
有名なので知っている方(やっている方)も多いと思いますし、知らなくても検索して貰った方が早いのですが、一応説明しておくと。
要はゾンビモノのゲームです。感染者が居て、それを倒したり、逃げたりしながら進んでいく、TPS……バイオ的なゲームといいますか。
ただ、バイオと言ったのは本当にざっくりの紹介で、実際のゲーム性は大分違って。
まず、物語がそんな派手なアレじゃないっていう。個人的には海外ドラマの「ウォーキングデッド」が近いかなと思いますが。ゾンビモノだけど、敵を倒すとか倒さないとかじゃなく、終末世界での人間ドラマの方に重きが置かれたタイプというか。
で、そんな物語に付随して、ゾンビが強い。というか、人間含めて、敵が強い。囲まれたらほぼ終わりだし、一対一でも、油断すると一撃死喰らう、という感じで。どちらかといと、メタルギアソリッドとか、スプリンターセルのようなステルスアクション寄りです。見つからない様に行動し、こっそり一体ずつ仕留める。
あ、ホラーゲーという意味では、サイレンが近いかもです。
で、まあ最近のゲームだと最早普通にこの言葉使われますが、それでも、映像が本当に綺麗です。しかも結構室内だけじゃなくて、明るい外を歩く機会が多くて、やっていて大分楽しいです。状況はアレなんですが、ちょっとした観光気分も味わえるという(基本、敵出てくるパートと、探索パートがハッキリ分かれているので、探索時は結構ゆったり景色見られる)。
で、私にしては珍しく、久々に、ちゃんと据置き機のゲームを、ラジオとかかけず、じっくり遊んでおります。
一周のプレイ時間自体はそりゃRPGとかに及びませんが、それでも、全然満足感が高いです。
個人的にはICOとか、ワンダと巨像とかもそのタイプで。
アンチャーテッドの制作陣なので、それともプレイ感覚近いですが、またちょっと違うような。アンチャーテッドは結構ずっと忙しいんですが、ラストオブアスには「静」の時間が結構長くて、それが嫌いじゃないっていう。
そんなわけで、オススメです。って、オススメするまでもなく既に評価されてるんですが。
ただ、上記したような「無双できないゲーム性」「静の時間が長い」って、人によっては全然マイナスポイントにもなっちゃうんで、そこは注意です。バンバン敵を撃ちまくれるゲームではないです(どちらかというと、弾薬の少なさも相俟って、銃は最終手段)。
……それにしても、ゾンビ(感染)モノの物語って、なんか独特の面白さがありますよね。なんだろうあれ。私、基本ホラーはそんなに得意じゃないのに。
まあ、ゲームにおけるゾンビさんは、最早スライム以上に狩られ役な感があるので、またちょっと違うかもしれませんけどね。
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