ゲームって、なんだかんだで、「発売を楽しみにしている間」が幸せなんじゃないかと思います。
いや勿論、実際内容が面白いことも多いし、だからこそ未だにゲームが趣味なわけですが、散々っぱら楽しみにしていた割には、案外、いざ買ってもやる優先度低かったりもしますし。
これに限らず、私は、映画にしろ本にしろ、それ本体は勿論、下手すると以上に、「買う前」と「鑑賞後」の時間が好きなんですよね。
「買う前」は、それこそ前情報を見て期待に胸を膨らませ。
「鑑賞後」には、人の感想見たり聞いたりして、自分の感想と照らし合わせてみたり。
そういう「前後」は、たまに、その作品そのものより楽しかったりするから、面白いものです。
ほら……性格悪いたとえを出すと、とんでもない駄作映画見た時に、でも、そのあとでネットの酷評見たりするのって、妙に楽しくありません? 下手すると、「普通に面白かった」ぐらいの映画の感想見るのより、ずっと。
ただこういうのって、他人のレビューに踊らされすぎてもまずいんですけどね。基本、ネットのレビューって結構盲目的に信じちゃう浅い人間なんですが、それでも、「これ、自分は100点満点クラスに面白かったのに、平均点数的には突出しないのかぁ」みたいなこと、ちょいちょいありますし。
あと、私がたまにブログで言う、「そりゃ客観的に点数つけたら低くならざるを得ないけど、自分は好き」みたいな、星や点数だけじゃ表現出来ないものって結構ありますからね。
とはいえ、無闇に期待したり、他人の感想見るのは楽しいもので。
そういうもの全て含めて、新しいゲームなり映画なり漫画なりアニメなり見るのは、とても楽しいです。
これに関しては、ネットが発展して本当に良かったことの一つだと、私は思います(同志の圧倒的な見つけやすさという点で)
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