マテゴやぼくゆうの主人公境遇やら、生徒会の杉崎過去(あと火神過去)とかを読んだ人から、よく「葵せきな本人は、ギャグじゃなくて重い話こそが好き」みたいな捉え方をされることがあるんですが。
特に、そういうわけではないですよ。ギャグもシリアスもどっちも同じぐらい好きなんで、そういうバランスにたまたまなっているだけで。
まあ、凄惨なオチの怪談とか大好物ですけどね。グロとかじゃなくて、「うわ、後味悪っ!」っていうタイプ。
ただ、今のところ自分の作品でその手の何かを書くことはないと思います。先のことは分からないですが。
とりあえず、「ぼくのゆうしゃ」は安心して読んで頂けたら幸いです。……二巻オチとか、どう考えても安心出来ない感じになってましたが。だ、大丈夫なはず!
基本的にマテゴにしろ生徒会にしろぼくゆうにしろ、「いい方(ハッピーエンド)に向かって突き進む」お話を書いているつもりではあるので。
……まあ「ハッピーエンドとはなにかね論争」もあるので、一概に色々確約も出来ませんが。
しかしホント、私は別に暗い話が書きたいわけじゃないんですよね。だから、火神の過去話とか、どっから出て来たんだかという感じです。いや、まあ、あれは杉崎君から貰った原稿なんですが(急に設定思い出す私)。
ただ、どうしても「感情のぶつかり合い」描きたい場合、そこに互いの主張の背景が無くちゃなので、どうしてもヘビー方面寄っちゃうんですよね。
……いや、ここは、楽をせず、蛍の死にたがり理由や、火神のハーレム思想嫌悪背景も、ギャグにすべきだったのか。
となると……。
「蛍は物語開始直前に、
楽しみにしていたジャンプのラブコメ漫画が打ち切りになったが故に、死にたがり」
「火神の親戚には鼻メガネがトレードマークの、自称《ハーレムおじさん》が居て、ただでさえ生理的にアレだったのに、最近たまたま、彼が『
体にサラダ油をぬりたくって、フローリングを滑り、十本縦に並べた《美少女嫁抱き枕》を倒した衝撃で彼女らに一斉にのしかかれる幻想を見て興奮する、一人美少女ボウリング』を開催しているのを目撃して、反吐が出る程ハーレム思想を嫌いになった」
が、良かったでしょうか。
…………。
……すいません、私未熟なので、やっぱり重い設定書くのも、ちょっとだけ許して貰っていいでしょうか。
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