たまにこんな話している気もしますが。
物語の登場人物の名前って、いっつもかなり悩みます。悩んだ結果、結局フィーリングだったりもするんですが。
いや、一度試してみて貰えると分かるんですが、「特になんの意味も無い名前」って、むしろパッと浮かび辛くないですか? 田中太郎とか、そういうのはおいておいて。
特に物語の主人公格とかって悩み所。テキトーにつけるのも気が引けるし。
そして作風によりますが。私の作風の場合、バトル系中二病という感じでもないし、かといって一般文芸とかでは全然無いので、どの程度名前に色つけるのか、毎回悩みます。
ぼくのゆうしゃは、漢字ネームがほぼ無いのでそこまででもないんですけどね(元世界サイドに多少ありますが)。
日本人の場合は……なんか色々意味持たせなきゃいけないような、でもやりすぎてもなぁという、結構微妙なバランスな感が。一応、あまりに現実離れした名前は無い様にしているつもりではあるのですが……。
そういえば、ネットで名前の辞典とか見てたら、「晴霧(はれむ)」っていうのを見かけました。
生徒会の一存主人公として相応しい名前ランキング、堂々1位の風格!
でもなんでだろう! なんかそれは露骨すぎる気がするっていう。分かるでしょうか、この塩梅。
ちなみに杉崎鍵、意味ありそうでなさそうな、超微妙なラインですね。なんで鍵なんだろうね。その名前らしい行動、特に最後まで無かったね!(ココロのドアを開く者……とか言って、こじつけておこう、そうしよう)。
まあでも最終的に杉崎はなんか物凄くしっくり来ているので、結局はフィーリングでいいのかなぁとも。いくら字面格好良くても、音の響きが似合わないっていうのが、個人的に一番嫌なので。(もし会長が「れいか」とかだったら、どんな字面でも似合わないでしょう?)。
でもそれでやるにしても、こうシリーズが重なっていくと、似通った名前になるケースも多くなったり……。
難しいですねぇ、名前。
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