基本的にオチのある話が好きです。
いや普通物語にはオチがあると思いますが。なんだろう、ある程度一話完結形式の話が好きというか。
週刊少年漫画誌的な、引っ張って引っ張っても嫌いなわけじゃないですし、毎週見るものとしては大正解だと思うのですが、個人的に軽くでも「オチ」があると嬉しいです。
……まあ、短い中で起承転結全部詰め込むって難しいですけどね。漫画の週間連載とかは特に。
私なんかも、もうすっかり「ライトノベル」という形式に甘えてしまっているとこあるよなぁと思ったりはします。
ライトノベルの文庫って、少なく見積もって漫画のコミックス換算二冊分ぐらいのストーリーが(すげー勝手な概算で)ある印象なのですが、週間連載形式とかじゃないから、オチ部分まで書いてから、改めて序盤見直して手直ししたり、伏線考え直したり出来るんですよね。それに私はいつも、物凄く救われておりますよ。あ、生徒会はちょっと違いますが。
だからよく考えると、ウェブ小説は「週刊連載」の形式の方に近いのかなと思います。昔の自分がそうですけど、書いてすぐ更新するので、遡って伏線追加とか出来ないというか。……あ、いや、頭のいい人はちゃんと出来ているんでしょうけどね。
話が逸れましたが、オチがある話が好きで。
だから、アニメとかドラマとか見てても、大概は世評とそう変わらない認識なのですが、一箇所だけ壮絶にズレる評価ポイントがあって、それが、「オチがある」という部分だったりします。
極端な話、激しい展開で先が気になりまくる話より、物語としてすっごい退屈でも一話の最後になんらかの「オチ」がついているものの方を、高評価しちゃうというか。
……なんだろうな。海外ドラマとか見まくるとその症状が現れがちのですが……壮絶な展開のものって、こう、すっごい性格悪く「どうせちゃんと終わらないんでしょ」と思っちゃうのかもしれませんね。
だから、「オチがちゃんとある!」という理由で個人的に好きだった番組の世評が低いと、「そっかぁ」とちょっとしょんぼりしちゃいます。も、もっと評価していこうよ、「オチがある!」っていうポイント!
いやまあそんなこと言いつつも、確かに私もジャンプの連載陣で毎週楽しみにするのは、「壮絶な引きで次週に続いているもの」なんですけどね、結局。
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