気付いたら
大楽さんに軽くパーソンオブインタレストの話題を振られていたので、ちょろっとブログ。
一応軽く説明しておくと。
海外ドラマのパーソンオブインタレストは、基本、一話完結もののミステリ(?)ドラマです。大楽さんのブログ内でもちょろっと触れてましたが、「相棒」に近いものと思って頂いてOKです。ただ、主人公二人組が法を侵すのも厭わない手段で独断で動いていたり、未来に起こる事件の予兆を感知するシステムとか、そういう背景はありますけど、まあ概ね相棒形式ですね。
これ、実は私、しばらく前にブルーレイ買って以降、数話だけ見て大分放置していて。で、ちょっと前にふとまとめてガーッと見たって経緯があるぐらいで、ぶっちゃけ「すげー面白い! ひゃはー!」みたいな熱量でもないのですが(笑)。
なので、実際のところ担当さんや大楽さんにも薦めたというよりは、「面白いですか?」と聞かれた際に「面白いですよ」と答えた、ぐらいだったりします。
で、大楽さんの言う、フィンチ(相棒キャラ)に対する「お前役に立ってなくね?」感ですが。
言われるまで全然思いもしなかったよ! 二人とも、キャラに厳しくない!?(笑)
いやまあでも、言われると確かに。九割ぐらい実働の主人公が解決している感も……。
い、いや、でも、フィンチさんはフィンチさんで、話によっては一人で行動するハメになって尾行がおもっくそバレたり、対人スキル全然ないのになんか子供預かることになったり、なんか凄腕ハッカー的な人に目ぇつけられたりと大分苦労人展開するんで、許したってよ! 色々あるんだよ、彼も!
っていうか、そういうの言い出したら「安楽椅子探偵モノ」とか全部いけすかなくなっちゃわない!?
…………。
いや、うん、確かに全体的にいけすかない……か? ごくり。
ご、ごほん。
でも、パーソンオブインタレスト、個人的に一話完結モノとしては最高峰に良く出来ていると思います。
何が凄いって、「被害者か加害者か分からないけど、犯罪に巻き込まれる人が分かる」っていう基本設定を、あの手この手で超ひねりまくるところです。正直三話ぐらい見て「もうネタ無いだろう……」と思っていると、そういうタイミングで「そうきたか!」みたいなエピソード持ってくるっていう。
一例あげると、「システムが弾き出した人物がもう既に死んでいる人」とか「複数人同時」とか「シリーズキャラ」とか。
ちなみに個人的に最も好きなのは、シーズン2第16話「コードネーム・インディゴ」です。ゲストキャラがどうとかってレベルじゃなく、そもそも、主人公が別です。何が始まったのかと思います。超面白いので、これはホント見て欲しい。……いや、ここだけ見てもしゃーないのですが。
そんなわけでパーソンオブインタレスト、興味あれば是非。
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