「今作が面白かったので、前作にも手を出してみます!」
みたいな感想貰うと、凄く嬉しいのですが、困る作風をしている葵せきなです。
「ゲーマーズ!」読んで「ぼくのゆうしゃ」に手を出すケースにも待ったをかけたいし、「ぼくのゆうしゃ」を読んで「生徒会の一存」に手を出すケースや、「生徒会の一存」を読んで「マテリアルゴースト」に手を出すケースも待ったと言いたいというか……。……いや、作者なんですけどね。
ちょっと自分フォローしておきますと。
基本的にへっぽこなので、私は小説書くとき、出来るだけ一つのシリーズに全力投球しておりまして(結果的になんらかの事情で並行してしまうこともありますが)。
で、そんなやり方なので、基本的にシリーズ終わって次シリーズ始める時は、そもそも前作シリーズでは出来なかったことをやれる「基盤」でやろうとする傾向にありまして。
結果として、作風が毎回違う感じになってしまうのかと思います。勿論、文体とかに共通点はあると思いますが。
そんななので、自分で言うのもなんですが……というか自分で売り上げ減らす発言っぽいですが、作者買いみたいなのは向かない作家なんじゃないかと思います。いや勿論、私は全部超面白いと自惚れて書いてますけどね! 葵せきな作品、全作ちょー面白ぇ! 読者としての私にすげー合ってる!……なんかもう虚しすぎてビビりました。
さておき、まあそれでも多少共通作風でオススメ出来るのがあるとすれば。
「生徒会の一存」&「ゲーマーズ!」 → 学園ラブコメ。ギャグ多目。ラブ成分に多少の違いあり。短編形式なこともあり、流れよりは、一話一話で楽しむ系。
「マテリアルゴースト」&「ぼくのゆうしゃ」 → 主人公の境遇に一癖ある系。苦難多め。シリーズ的な考え方で「その巻のラスト」や「最終巻のラスト」こそを目指して書かれています。色々な意味で長編。
という感じでしょうか。いや、この括りでも、結局はちょいちょいは違うのですが。大雑把にという意味で。
そんなわけで、もし何か読んで面白いと思って貰えたなら、その括りで遡ったり進んだりして貰えると、順当かなぁと思います。いや、出来れば全部「超面白ぇ!」って読んで貰いたいですけどね!
そんなわけで、作風話でした。
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