生徒会一色のここ最近ですが、たまにはマテゴの話でも。
とはいえ特に新情報は無いのですが。裏話とかでも。……って、ああ、生徒会からマテゴ行く人も少なくないだろうから、ネタバレには気をつけなきゃいけないかなぁ。
裏話その1。式見傘は当初、企画段階では「義理の」妹にしようか迷ってました。
いえ、ヒロインの一人にするには、それが都合が良いですからね(笑)。ただ、なんとなく彼女と式見蛍の物語(三巻)は、そういうの入るのは無粋だろうと。そのため、執筆時には最初から普通に妹だったのですが。
ちなみに、名前案には「式見 蝶」とかありました(笑)。兄が「蛍」ですからね。虫で揃えようかと思ってたり。結局却下しましたが。
裏話その2。真儀瑠という苗字に壮大なバックボーンはなし。
あまりに特殊な苗字のため、何か裏設定があるのかと思いきや、実は全く無いです。単純に「変な苗字」ってだけです。こういう系の物語だと、なにかと苗字には意味があるものなんですけどね。
真儀瑠に関しては、後に紗鳥の弟が大きな事件(ボツ長編)に巻き込まれたりはしていますが、「真儀瑠家」であることには一切関係ありません。血筋も別に特殊でもなんでもなく。
いえまあ、結果的に紗鳥&綾兎(弟)の姉弟は色々特殊な人間にはなりましたが。あくまで二人が特異なだけです。
裏話その3。神無家は結構な人数居る。
分家やらなにやら含めて、霊能関係を生業とするという意味では、日本全国どころか世界各国にまで仕事の手を伸ばしているので、「神無」を名乗る霊能力者はかなーりの数いる設定だったりします。
まあ、中でも深螺さんは最強の部類に入るのですけどね。
裏話その4。当初の構想では「精霊」とかそういう類の存在も出そうかと考えていました。
天使とかね。ただ、出す機会がなかった上、そこらをやり始めると必要以上に設定がややこしくなりそうなため、控えました。10巻とか続くシリーズだった場合、出していたかもしれませんね。個人的に「幻覚」を使う敵は出したかったかも。折角ああいう物語なのだから。
ううん、言ってない裏話(ネタバレしない範囲)って、それぐらいかなぁ。
生徒会の世界観は一応一緒ですが、見ての通り「ほぼ生徒会室」の話なので、世界観がどうだろうと全然関係ない気がします。
ちなみに、マテゴと生徒会の間は数年(一応限定はしない)離れています。ボツ長編はマテゴエピローグから半年後でしたけど、そこからも数年離れていますね。無意味に新世代!(笑)
でもよく考えると、マテゴ一巻出してから、リアルでも二年程経っているんだよなぁ。原稿書いた時点からすれば、三年半ぐらいか。
そりゃ、作中時間も経過するわけだ。