タイムホロウをクリア。昨日発売のゲーム。
「お前、暇人もいいとこだな! 真冬といい勝負だなっ!」
と思われそうです。実際そうですが、そもそも10時間かからずに終わるゲームであることと、風邪完治のため横になりながら漫然とやっていたことを考えると、それほどハイペースというわけでもなく。
で。
「タイムホロウ」は時間逆行モノ(厳密にはちょっと違う)のアドベンチャーです。CMやってたりしますが。私はこういう「時間」ネタ大好きだったりするので、手を出してます。
結論から言えば、物語は王道で楽しかったですよ。ただ、前述したようにやはりボリューム(プレイ時間外の意味でも)は少なめなので、購入の際は「ちょっと物語を楽しむもの」と割り切った方がいいでしょう。そんなに難易度の高いアドベンチャーでもないですしね。
ただ、個人的には「逆転裁判」ほど難易度高くなり高密度になるよりは、これぐらいで丁度いいかなという印象。最近のアドベンチャーは、ちょっと寄り道ややることが多すぎかと。どっちがいいという話でもないんですけどね。逆転裁判好きですし(笑)。
「2」がでたら気になるとは思います。物語的にもそうですが、この「ホロウペン」のシステムはもうちょっと面白いこと出来ると思うので。
物語的には、割とあっさり目(複雑ではありますが、そんなに突き詰めて考察しなくても大丈夫)です。
やっぱり「時間ネタ」は、「物語色」が濃く出ていいですね。
「修正」→「変更前との相違確認」→「再び対応考察」の流れは、非常に創作と相性がいいと思います。それこそ、人が物語を作る行為に似ているというか。
「設定を構想」→「物語を展開」→「不都合が出たため、設定を修正」→「設定の変更により、物語に影響」→「新しい展開」
みたいな。言わば、読者を巻き込んだ創作が「時間逆行」みたいなとこあるので。
ああ、私もやりたいなぁ、時間ネタ。ただ、やるとなると相当な労力を使いそうですけど。こればっかりは、ノリだけで書くわけにはいきませんから。最初に設定練っておかないと、いい作品は出来ないジャンルですよね。
また、修正関わってくると、どうしても「パラレルワールド」の話にもなってきちゃうので、複雑さが増しちゃうんですよね。いくつも並行して情報が存在し始めちゃうので。
ううん、説明が難しくなりすぎない範囲で、いい「時間エンタテイメント」が出来ないものかなぁ。
しばらくは、素直に「読者」「プレイヤー」として楽しみたいところです。