私は日頃、周囲のあまり「ライトノベル」と言っても伝わらないタイプの人(主に年配の方とか)には、単純に「小説書いてるにーちゃん」ぐらいに認識されているのですが。
最近、私の書いているものに関して、
「青春小説かい?」
と訊ねられました。それに対して、私の回答。
「あー……。まあまあまあまあ……まあ?」
なんとも微妙なニュアンスになりました。ミステリーか、とか訊かれたら「あ、違います」と答えられますけど。純文学かと訊かれても、即座に否定できますけど。青春小説かと訊かれたら……なんか、間違いとも言い難いです。
特に、「ライトノベル」が伝わってないことを考えると、一般的なジャンルに例えたら青春小説は結構近いのかなぁと。
ただ。
……生徒会もマテゴも……今ひとつ青春のイメージが……。
っていうか、青春ってなに。恋愛してたら青春? いや、ちょっと違うはず。
生徒会の中では、二年B組シリーズあたりが、青春な側面大きい気はするのですが。あそこにまともな人間関係あるかというと、そうでもないし。
マテゴは……全体的に青春どうこう言っている余裕の無い人達の話だった気もします。生き死にかかってましたしね。
青春小説……青春小説ねぇ。
でも、そんなこと言い出したら、ライトノベルで「青春」とキッパリ言い切れる作品ってそんなに多くないのか。ラブコメであったり、冒険であったり、純愛であったり、異能バトルでこそあれ。青春って。
あれだ。私の中のイメージだと、アニメ版の「時をかける少女」みたいな? でもあれはSF? ラブコメ? 純愛? いや、なんか私的には、あの必死に駆け抜けてる感じは、青春なのですが……そういうことでもない?
考えれば考えるほどよく分かりません、青春。青い春ですよ。
こう、恋愛じゃなくても、迸る熱き想いが主軸にあれば青春なんでしょうか。
熱き想い……。
…………。
生徒会にあったかなぁ。だらだら駄弁ってる話だしなぁ。駄目人間の巣窟だしなぁ。
今更ですが、やはり「青春小説」という括りは否定しておくべきだった気がします。
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